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Virgile Haudecoeur
7mn
何を勉強していてもモチベーションが必ず下がってしまう理由と、下がった後も机に向かい続けるための本当のコツ
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一年間モチベーションを保つ方法

  1. なぜモチベーションは目標に関係なく必ず下がるのか

  2. 仕組みが長期的にはモチベーションに勝る

  3. 一年を目に見える距離に区切る

  4. 進捗を目に見える形にする

  5. 誰もが経験するスランプの乗り越え方

9月と3月とでは、感じ方がまるで違います。9月には、一年間分の良い意志も十分に実現できそうに思えます。ところが3月になる頃には、同じ目標が遠く漠然としたものに感じられ、机に向かうことさえ本当に骨が折れる作業になっていることがあります。この落ち込みは、あなたの意志が弱いからではありません。モチベーションとは誰にとってもそういうものであり、「やる気が出るのを待つ」よりも確実に一年を乗り切る方法があります。

1. なぜモチベーションは目標に関係なく必ず下がるのか

モチベーションはひとつの感情であり、感情はもともと不安定なものです。睡眠、ストレス、その日の教材がどれだけ面白いか、そのほか目標への本当の思い入れとは何の関係もない、数えきれないほどの要因に左右されます。9カ月間ずっと高いモチベーションを保てると期待してしまうと、ごく普通の落ち込みを「何かがおかしい」というサインだと受け取ってしまいますが、それは実際には誰にでも起こる、モチベーションのふつうの振る舞いにすぎません。

一年を通して本当に大切な目標は、「モチベーションを保つこと」ではなく、「モチベーションがない日にも机に向かい続けること」です。長期的な継続は、日々揺れ動く感情から生まれるものでは決してなく、その朝どんな気分かに左右されない仕組みから生まれるのです。

モチベーションは自然に上がったり下がったりするものであり、それはやる気の 有無を示すサインではありません。一年間の現実的な目標は、ずっとモチベーシ ョンを保ち続けることではなく、モチベーションが下がったときでも机に向かい 続けられる仕組みをつくることです。

2. 仕組みが長期的にはモチベーションに勝る

仕組みとは、その日の気分に関係なく行うことです。決まった勉強時間、週に一度の復習、「今日はやる気があるか」と自分に問う前にただ実行されるルーティンのことです。仕組みが長期的にモチベーションに勝る理由はシンプルです。モチベーションは毎日新たに生み出さなければなりませんが、仕組みはただ従うだけでいいからです。

意志が強く見える人たちが、実は特別な精神力に頼っているわけではないことが多いのは、このためです。彼らは単に、「毎日決断する」というプロセスそのものをなくしているのです。平日の18時に勉強するのが当たり前のことになっていれば、やる気があるかどうかは、ほとんどの場合どうでもよいことになります。

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3. 一年を目に見える距離に区切る

「良い一年を過ごそう」という目標は、大きすぎて漠然としており、日々の行動を後押しする力にはなりません。脳は9カ月先のことを具体的にイメージできないため、今この瞬間の気分の前では、ほとんど力を持たないのです。

  • 目標そのものは一年単位で設定し、日々はそれについて考えないようにする。 一年間のロードマップは方向性を示すために存在するのであって、今週の火曜日のやる気を出すための道具ではありません。
  • もっと短い期間、週単位、さらには日単位で考える。 「今週はこの3つのトピックを終わらせる」というのは、「良い一年を」ではけっして得られない具体性を持ち、実際に行動に移せるレベルまで落とし込まれています。
  • それぞれの短い期間を、大きな目標にはっきりとつなげておく。 週ごとの目標がやる気を引き出すのは、それが一年間の目標にどう貢献しているかが見えるときだけです。そうでなければ、ただの脈絡のない作業のひとつになってしまいます。

9カ月先の目標は抽象的すぎて、一日一日のやる気にはつながりません。目的地 は一年単位で設定しつつ、実際にモチベーションを生み出す作業は、進捗が具 体的に実感できる週単位・日単位のレベルで行いましょう。

4. 進捗を目に見える形にする

モチベーションは、「努力が実を結んでいる」という目に見える証拠によって支えられます。しかし長い一年の中では、意識して記録しない限り、その証拠はなかなか目に入ってきません。

  • 結果だけでなく、継続の記録も残す。 「14日連続で続けている」といった継続の見える記録は、何カ月も先の成績よりもずっとやる気を引き出してくれます。最終的な結果だけでなく、身につけようとしている行動そのものを評価してくれるからです。
  • 実際に取り組んだ内容の記録をつけ続ける。 1学期分の完了したトピックを振り返ると、「何も変わっていない」という感覚を打ち消せます。この感覚こそ、長い期間にわたってモチベーションを静かに奪っていく、最大の要因のひとつです。
  • 結果だけでなく、プロセスの節目も祝う。 「継続的な復習を1カ月やり切った」ということ自体が、成績やテストの結果とは切り離して評価するに値します。

長期的なモチベーションは、努力が何かに積み重なっていることを目で確かめ られるかどうかにかかっています。継続の記録、学習ログ、プロセスの節目は、 最終目標がまだ遠く実感できないときに、進捗を目に見える形にしてくれます。

5. 誰もが経験するスランプの乗り越え方

どの学年にも、少なくとも一度は、モチベーションが本当に底をつく時期があります。多くの場合、年度の折り返し地点あたりです。これはごく普通のことであり、9月のような意欲を無理やり取り戻そうとするよりも、小さな行動の積み重ねのほうがずっと効果的です。

  • ハードルを下げても、その日を丸ごとスキップしない。 モチベーションが低い日は、いつもの1時間の代わりに10分だけでも取り組めば、習慣を絶やさずに済みます。完全にゼロにしてしまうと、次の日もサボりやすくなってしまいます。
  • 9月にその目標が大切だった理由を思い出す。 モチベーションが下がるのは、そもそもの理由が背景に埋もれてしまうことも一因です。始めた理由を短く、意識的に思い出すだけでも、本当に助けになります。
  • すべてではなく、何かひとつ小さなことを変える。 スランプは、今のルーティンがマンネリ化しているだけ、ということがよくあります。勉強場所を変えたり、科目の順番を入れ替えたりするだけで、大がかりな見直しをしなくてもエネルギーを取り戻せることがあります。
  • スランプは必ず過ぎ去るものだと知っておく。 モチベーションが低い時期は一時的で、誰にでも訪れるものだと知っていれば、「完全にやる気を失ってしまった」と落ち込みすぎずに乗り切れます。

モチベーションのスランプはほぼ誰もが経験するもので、たいていは一時的な ものです。フル稼働に無理やり戻そうとするよりも、数日間だけハードルを下 げるほうがずっとうまくいきます。スランプのときの目標は、全力を出すこと ではなく、完全にゼロにはしないことです。

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